GRL×城田優独占インタビューVOL3

城田優 イメージ1

GRL(以下G):今、デビューしてどれぐらいが経ちましたか?

城田優さん(以下S):いつをもってしてデビューというかはわからないですけど、事務所に入ったのが13歳の頃。ドラマなどに出て、演技をするようになったのは16歳なので、それから数えると今、32歳なので16年になりますね。

G:初舞台の頃から、前回(vol.2参照)お話ししたようなお芝居に対する姿勢や考えを持っていたんですか?

S:やはり経験値によって変わってきたと思いますね。最初の頃は、わかりやすく言うと舞台が50回あったら、同じ舞台を50回こなす……50分の1をこなすのは大変だなぁと思っていました。ただお客さん目線で見ると、その50回のうち1回が城田優の舞台になるわけです。だから今は1分の1を50回という感じで考えています。もちろん今でも、あと何回……と思うときもありますけど、毎回ベストを尽くすように、その日のコンディションから最大限のパフォーマンスができるようにしなければいけないという責任感は芽生えてきましたね。だからこそ、舞台に立つのが怖くなってしまった部分はあります。

G:というのは?

S:昔は一回失敗してしまっても「今日は失敗してしまった……」で終わっていたんですが、先ほど話した感覚だと、失敗した今日の舞台を見たお客さんの評価が城田優の評価になってしまうんです。陸上選手のウサン・ボルトはオリンピックなどその大会の1レース1レースが彼自体の評価になりますよね。僕たちはそれと一緒で、毎回ベストを尽くさなければいけないんです。遅いんですが、20代後半でそういう感覚に気づくようになって、取り組み方が変わりましたね。舞台が怖くもなりましたし。

G:それはご自身が主演、主演じゃないに関わらずですよね?

S:もちろんですね。これはあくまで自分の考えですが、主演っていうのは、そこにもう一つプレッシャーが乗って、その舞台の誰よりも輝かなくてはならないんです。主演で演じる以上は、その中でもひと際目立ってなければいけないし、エネルギーを発してなきゃいけない。主演の時はそういったものもプラスされるということですね。主演として華があるかないかも重要なんですよ。

G:なるほど。

S:だからといって主演じゃないときに手を抜くわけではありません。逆に主演じゃないときは、主演よりも輝いてやろうと思いながら演じます(笑)。でも、そうしないと出演者みんなが盛り上がっていかない。だからこそ自分が主演じゃないときに、主演の役者が自分より目立てていないようでは、その舞台はダメなんです。主演が僕よりも目立つように演じていかないと、相乗効果でいいテンションにはならないんです。

G:確かにそうですよね。

S:もちろん歌に関してもうまく歌おうとはしません。その時の感情を込めれば、自然とお客さんも入り込めるはずなんですよ。例えば、共演した大竹しのぶさん。何度も共演していて、仲良くさせていただいているので言えることなんですが、そんなに歌が得意ではないんです。でもやはり大竹さんのエネルギーはすごくて、感情も爆発的に出るから演技に心が動かされて涙が出るし、完璧に歌いこなせているわけではないけど、舞台上では下手な歌手よりも、心に響くものがあるんです。

プロデューサーや演出など裏方として舞台に携わりたい

城田優 イメージ2

G:お話を伺っていると、舞台のほうに面白みを見出している感じがしますね。

S:映像は映像でまた面白いんですけど、舞台というショービジネスは今後もっと面白くなっていくと思いますね。特に日本のショービジネスは変わっていくと思います。ここ10年で十分変わったと思いますし、これからも変わると思いますよ。それから自分としてはプレイヤーとして演じるだけじゃなく、クリエイターとして演出とかしてみたいとも思っています。

G:作る側として裏側からも舞台にかかわりたいということですね。

S:そうですね。自分はプレイヤーとしてはいつ辞めてもいいと思っています。実はプロデューサーとか演出をやりたいんですよ。一度、演出をやらせていただいたんですが、企画から台本作りからオーディションから、全部自分で決めなくてはならなくてすごく大変だったんですが、それでも大変さを上回る面白さや楽しさがあったんです。それは自分が舞台に立つときの何倍も楽しかった。

例えば、さっきもお話ししたようにみんなうまく歌おうとするから、「うまく歌わなくていいから、その時の役の感情を込めて歌ってみよう」とか指導して……。もちろん演出家によってその指導はそれぞれ違うと思いますが、僕自身はうまく歌わなくていいから感情を乗せて歌うことが重要だと思っています。特にブロードウェイのミュージカルを見ると、歌はもちろんうまいんですけど、その感情を乗せているのが伝わって心に響くんですよ。だから日本もそうなっていけばいいと思いますね。

城田優 イメージ3

前のページへ次のページへ

城田優さん直筆サインプレゼント!!

期間内にご応募頂いたGRL会員様の中から抽選で5名様に城田優さん直筆サインをお客様の名前入りでプレゼント致します。(期間11/24〜12/24)

・当選された方にはGRLからご登録されているアドレスにメールでお知らせ致します。

・ご応募は下記のリンクから空メールを送信して下さい。

・ご応募いただいた会員様からの抽選になりますので、必ず会員メールアドレスから送信して下さい。

・お一人様につき1回までのご応募でお願い致します。

>>ご応募はこちら<<

[出演情報]

城田優出演!これが世界クオリティ!

『4Stars 2017』

出演:シンシア・エリヴォ、ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、城田優 ほか

2017.12.14〜12.17 梅田芸術劇場メインホール
2017.12.20〜12/28 東京国際フォーラム ホールC

『ブロードウェイと銃弾』

出演:浦井健治 城田優 ほか

2018.2.7〜2.28 日生劇場
2018.3.5〜3.20 梅田芸術劇場メインホール
2018.3.24〜4.1 博多座

[staff credit]

writer:牛島 康之(NO TECH)

photographer:太田 泰輔

stylist:福田春美

hair&make-up:Emiy

[衣装協力]

nude:masahiko maruyama(03-5728-3880)